すっかりご報告が遅くなってしまいましたが、
Arthur & Yu / Grand Hallway Japan Tour 2007、
おかげさまをもちまして、無事終了しました!
ご来場頂いた皆さん、
ご協力頂いた皆さん、
ありがとうございました!
珍しく、初日の3日も前に来日する両組。
今回は3ヶ所のミニツアーで、最終日京都のあと、
そのまま関空から帰るので、
最初に東京を満喫しておこうという企みのようで。
当日、o-nestの岸本君に借りたステップワゴンで、
4bon灰谷とともに成田へ。
小一時間待ちぐらいでスムーズに出てきて、一安心。
しかし、そのあとがまずかった。
途中、小腹が減ったということで、
市川のPAで愛情ラーメン w/高菜ごはんなるものを食す。
そのあと10分ぐらい走ったところで、
Grantが、「ごめん、ミノル、財布を落としちゃったみたい…」と。
まぁ、しょうがないってことで、
下道におりて、引き返そうとしたら、激渋滞!
30分ぐらいかけて市川を越したので、
Uターンして、また上に乗ろうと思ったら、
市川までにインターがない!
そして、またぐるっと…
ほんと、最後にはバターになっちゃうかと思いましたよ。
その日は、泊まる予定の灰谷家によって、
荷物を下ろして、それから、吉祥寺dropに
lost in found(4bonの浜田もメンバー)のライヴに行く予定が、
先ほどのアクシデントで、直行することに。
それでも間に合わなくて、コーラスで1曲参加する予定だった灰谷は
途中、電車で行くことに…
いやぁバタバタしました。
そんな波乱含みなスタートでしたが、
やはりGrantもSonyaもいいヤツで。
またしても「人柄レーベル伝説」を更新した思いです。
次の日は、o-nestにて東京ボロフェスタ。
nhhmbaseが出演するのです。
これは観せておかないと、ということで、ネストに集合。
ネスト前でネハンとだべってたら、
Grand Hallway一行が襲来!
Tomoくんと3年ぶりの再会となりました。
しかし、人数が多すぎて、全員の名前を覚えるのは放棄(笑)
ツアー中においおい覚えることにしました。
その後合流したA&Yとともに観た
久々のネハンのライヴは素晴らしく、
両バンドとも、完全に度肝を抜かれておりました。
昨年共演したThe Can't Seeもそうでしたが、
どうもシアトル勢には極端に気に入られるケがあるみたいです。
その後は、歓迎会もかねて、皆で甘太郎へ。
人数が多いので、奥の個室に通されたら、
なんとカラオケが!
Tomoくんは早速チャゲアスの「Say Yes」を歌ってました(笑)
あと、Radioheadとか。
巧すぎ!
なんだかんだで歌い倒して5時間…
ウォーミングアップしすぎ!
次の日は、4bon灰谷やlost美和ちゃんたちのアテンドで下町お買い物。
僕は夜に合流して、モンジャを一緒しました~
そして、ライヴ当日。
搬入最中に大雨に見舞われるも、
開場前にはなんとか持ち直す。
気合い!
(結局、終演の頃にはまた降ってましたけど:苦笑)
東京公演のみ出演の4bonは6Fで演奏。
リハ中かなりトラブってて、本番も万全の音響ではなかったけど、
これまたシアトル勢は完全に虜になってましたね。
CDどれ?って聞きまくられ。
嬉しいものです。
新譜リリース間近のトクマルくんの演奏には
もうホント完全にやられてました。
食い入るように観過ぎ!
そしてA&Y。
Grantの声もSonyaの声も、CDよりもはるかに瑞々しく、
とても幸せな気持ちになれました。
印象深かったのは、普段あまり& records的な音楽を聴かないネハンのイリイが
Grantの声に猛反応してたことでした。
Grand Hallwayの3人、しかもTomoくんはドラムでサポートしてくれました。
感謝!
Grand Hallwayは圧巻でしたね。
Tomoくんのピアノを基調に、ドラム、ウッドベース、ギター、
そして2人のストリングスが乗って、
もう、スイートベイジルあたりが似合っちゃうんじゃないかってぐらい
アダルトで完成されたステージ。
トリを飾ってくれてよかったです。
さて、初ライヴを終えた彼らは、興奮冷めやらぬ様子で、
朝まで飲もう!ぐらいの勢いでしたが、
A&YとGHは泊まってる場所が違うし、
機材の移動などもあるので、
その日は結局お開きに。
翌日。東京最終日。
昼からクッキー・シーン誌による両バンドの対談企画 by 岡村詩野さん。
Tully'sで行う予定が満席だったので、急遽向かいのコージーコーナーで。
後から聞いたら、GrantはTully'sがあまり好きではなかったらしいので、
結果オーライかも。
さてさて、問題はこのあと。
同行していたGHサイドのSideout Recordsの平山さんもいなくなり、
赤坂に取り残されたGrant、Sonya、Tomo、そして僕。
とりあえずlost美和ちゃんを呼んで、銀座でお買い物でも、と。
ソニービルで、サッカーゲームなどを興じたあと、
ちょっとお茶してると、前にちょっと話をしたメイドカフェのことを思い出したみたいで、
急遽案内することに。
女子は銀座に残りショッピング、男子は秋葉原へ。
まぁ僕も初めて入ったんですけど、
すごい空間ですね。
Welcome Home, Sir!
Tomoくん、テンションあがりすぎ!
さて、このあと、またまた僕が余計なことを思いつき、
赤坂見附にある忍者レストランへ。
「忍者レストラン」という響きだけでもう盛り上がり狂ったTomoくんは
メンバーも皆誘って、赤坂へ大集結。
皆、ニンジャ・マジックに魅せられて、last night in Tokyoは終了したのでした~
翌日は、名古屋でのライヴ。
朝イチで新幹線組、車組、後から新幹線でおっかける組と分かれてまして、
僕は車組に。
当然、運転係。
iPodのFMトランスミッターで音楽をかけながら、楽しくドライヴと思っていたら、
シガーソケットがゆるゆるで、なんども中断してイライラ。
するとGrantがアコースティック・ギターを取り出して、
演奏会が開始!
あ~こりゃこっちの方がいいや(笑)
A&Yの曲はもちろん、Velvet Undergroundの「I'll Be Your Mirror」や
Pixiesの「Here Comes Your Man」なんかもやってました。
そんな感じで調子に乗ってたら、4時間ぐらいで着いちゃいました!
得三はやはり良いですね。
3組ともゆるやかに、でもしっかりとやってくれて、
良い時間が過ごせました。
GHはアンコールでAsahiの曲もやったりして、
ちょっといろいろ走馬灯。
stiff slackの新川さんや、
ogre you assholeの出戸も観に来てくれてました。
そして、そのまま得三で打ち上げてたら、
テニスコーツの面々がふらっと!
そうそう、この日ハポンで、Tape/Minamoとライヴやってたのは聞いてて、
残念に思ってたんですが、まさか打ち上げに来てもらえるとは!
「一緒にやればよかったね~」なんて言いながら、
合同打ち上げの夜は更けていったのでした。。。
翌日は京都へ。
朝、泊めてもらったカオリ君の家でのんびりしてたら、
GH組が泊まっているホテルへ大遅刻。
この日は、僕が新幹線組を引率する係だったのですが、
予約した便まで、ほとんど時間がなく、
半ば、「まぁ時間も早めにとってあるから、最悪予約変更しようかな」と
思いつつ、小走りでホームに向かうと、奇跡的に1分前に到着!
まだまだ、風、吹いてる!
アバンギルドは初めてだったのですが、
ここもとても良いハコですね。
じっくり音楽が楽しめる環境になってます。
料理も酒も美味しいし。
A&Yは、最終日とあって、いろいろとリハで企んでたようでした。
Dntelの「The Distance」とかもやってたし。
前述のVelvetsやPixiesの曲も試したりしてたな。
結局やらなかったけど(笑)
でも、僕のリクエストの「There Are Too Many Birds」をやってくれたのは
嬉しかったな。
GHは、アンコールで、またしてもAsahiの曲をやりつつ、
前の2日と同じくニール・ヤングの「フィラデルフィア」のカヴァーで締めくくるのかな
と思っていたら。。。
なんと、そのまま「赤とんぼ」になだれ込み!
これは不意をつかれて、猛烈に感動してしまいました。
惜しむらくは、熱演が長引いて、60分のDVテープに
全編収め切れなかったことです。
コレで全て終了!
皆は、京都で一日観光してから、シアトルに帰るのですが、
僕と平山さんは、仕事もあるので、
彼らを置いて、翌日車で帰るということで、
これが最後の夜。
ホテルの近くのお好み焼き屋さんで、全員で乾杯となりました~
翌朝、皆に別れを告げて、京都東のインターに向かってると
Tomoくんから平山さんに電話があり、
「ギターを忘れている」と。
インターに乗る前でよかった!
初日の思い出が蘇る(笑)
ホテルまで引き返して、サークルKの前でたまっている皆に、
今度こそ、最後のバイバイして、お別れでしたー
帰りの車では、ほとんど幕末の話しかしませんでした(笑)
大津のPAで、おばんざいブュッフェを食い逃したのは心残りですが、
浜名湖のPAで、ようやく、豪華な方のレストランで、うなぎを食せたので、
本懐は遂げたと言っておきましょう!
さて、そんな感じで、帰宅したと思ったら、思いもかけなかった知らせが。
弊社ユースの、出資者であり、株主であり、
昨年会社を設立する際に大変お世話になった大恩人であるプレス屋の社長が
43歳の若さで急逝してしまったのです。
ツアーが終わったら、決算報告も兼ねて、呑みに行こうと言っていただけに、
悔やまれてなりません。
心からご冥福を祈りたいと思います。
そして、故人の遺志を継いで、この会社を精一杯育てていこうと思います。
そうすることでしか、恩返しができません。
月曜に通夜、火曜に葬儀だったのですが、
あまりにも急すぎて、全く現実感が沸きませんでした。
きっと、これからの事務的な作業の中で、大きく実感するのでしょう。
しかし、こういったお別れの儀式というものは、
心も体も、普段使わない部分を大いに使うので、とても疲れますね。
そんなこんなで、ツアーのご報告が遅れてしまいました。
申し訳ありません。
そういった意味でも、忘れられないツアーとなりました。
これが僕の仕事なんですね。
ツアーの写真はコチラでご覧頂けます!↓
http://www.myspace.com/arthurandyu