さて、そんな感じで、バリバリと露出が始まっているわけですが、
編集者やライターの皆さんも、地獄のお盆進行やフェス進行でお疲れなのか、
いつも以上に、粗が目立っておりまして。
ちょっとこちらで訂正させて頂きます。
まずは、
remix誌。
現在発売中の9月号のP109にレヴューを載せて頂いています。
まぁ短い中にいろいろとあるんですが、
まずはなんと言っても「マイク・ビアンキ」という表記。
もちろん、正しくは「マーク・ビアンキ」です。
あと、細かくなりますが、
正しい日本語表記は「ハー・スペース・ホリデー」ではなく
「ハー・スペース・ホリデイ」です。
デーにすると、なんか「しゃぼん玉」っぽくなるような気がして(笑)
そして、アーティスト名は「XOXO,PANDA」ではなく
「xoxo, panda」です(大文字小文字はともかく「,」のあとに半角スペース入ります。)。
さらに、レーベル名も「&RECORDS」ではなく「& records」です(ほぼ同上)。
さぁ、そして、我が古巣
クッキー・シーン誌。
現在発売中の56号にては、
異例の6P特集をやって頂いておりまして。
それはありがたいのですが、ここへきて、
超ド級の“お家芸”が炸裂してしまいました!
P58のコラムの見出しにおいて、
「マーク・ビアンキ」が
なんと「マット・ビアンキ」と表記されてしまっています!
それ、完全に「マット・ビアンコ」さんとごっちゃになってるじゃないすか!(笑)
マイクとかマットとか、いろいろ言われちゃってますね~
まだまだ頑張らないといけませんな!
あと、本文中P57の中段において
ザ・ハートブレイク・モーメントでやっていた曲「River Banks」を、「The Heartbreak Moment」という曲名に変えてセルフ・カヴァーしていますね。
という記述がありますが、
正しくは以下のとおりになります。
ザ・ハートブレイク・モーメントでやっていた曲「River Banks」と「Up In The Mountains」を組み合わせ、「The Heartbreak Moment」という曲名に変えてセルフ・カヴァーしていますね。
この2箇所については、すでにオフィシャル・サイトでも「詫び訂」が入っていますが、
実は、あともう1箇所あります。
P56の右段に
ハー・スペース・ホリデイでドラムを叩いてくれているケイト・リンにスタジオに来てくれるように頼んで
とありますが、
彼女の名前は、Caitlin Loveなので、
「ケイトリン」という表記が正しいです。
ちなみに、昨年秋の、高橋幸宏さんとのツアーでは、
幸宏さんクルーには、「ゆうこりん」と呼ばれていました(笑)
「りん」しか合ってないんですが(笑)
あと、弊社とは直接は関係ないんですが、
友人関係的に、どうしても突っ込んでおきたい
最近目に付いた間違いを2点。
まずは、3年前、ハースペ初来日で共演して以来、
OWENや+/-などの海外勢、
そしてもちろんnhhmbaseともよく絡んでもらっている
ogre you asshole。
実は、10月にUKプロジェクトからリリースされる予定のNewアルバムの
PVを弊社が担当させてもらっているので、
直接も関係あるっちゃーあるんですけど。
まぁ、とにかく最近急速に一般レヴェルで頭角を現してきてまして。
先日も大型フェスに参戦したようで、
友人としては嬉しい限りなんですが。
そのフェスでのレポートが
コレです。
見事にORGEと書かれちゃってます。
その上の、バンド名表記は合ってるんですけどね。
クイック・レポートとあるので、
よっぽど急いでいたのでしょう~
まぁ、たしかにこの綴りで「オウガ」と読むのって、かなり難易度高いですが。
どう見ても「オグレ」ですからね~
皆さん! 彼らのバンド名は、正しくは
ogre you asshole
オウガ・ユー・アスホール
です!
オーガでもございませんので、ひとつよろしくです!
さて、トリを飾るのは、
現物をお見せできないのは残念ですが、
リットーミュージックさん発行のSUMMER SONIC特集のフリーペーパーにて。
我らが愛しのモデスト・マウスが
MODEST MOUTHと表記されていたのには、正直度肝を抜かれました。
そんな、ビッグ・マウスの逆みたいな名前ではなく、
当然ネズミさんなわけです。
とかなんとか、若干茶化したように書いてきましたが、
僕自身も、元編集者/ライターでありまして、
僕が関わっていた創刊当時のクッキー・シーンは、
今以上に誤植・間違いの嵐でありましたし、
現在も、レーベルとして、モノを発信していく立場にあって、
CDに付く帯や解説をはじめ、
紙資料やサイト、広告などにおいて、
正直、ありえないミスをしたこともありますし、
これからもあるかもしれません。
ですから自戒を込めて、ここにしたためています。
それというのも、どうも最近のメディアを見ていて、
なんか、そのあたりがドンドン悪い方に緩くなっているような気がするからなんです。
それは、単純に最近の風潮なのか、
レーベル主宰者、さらに最近は経営者という立場から、
物事をよりシビアに見るようになったため、
やたら目に付くような気がするのか、
その辺は微妙なところではあるんですけど。
でもやっぱり、お互いに目を光らせてないといけないと思うんですよね。
上記のような単純なミスもそうだし、
その内容についても、展開方法についても、
ちゃんとチェックして、おかしいと思ったら、それを伝えないと。
なんか、お金を出して、2Pのインタヴュー記事とって、
その「2Pインタヴューが載ってます」という事実だけが大事で、
その中身もチェックせず、お互い「この度はお世話になりました~」
って言っちゃうような、ぬるい業界的慣習が、
最近特に顕著になってきちゃってる気がするんです。
サラリーマン化が進みすぎちゃってるというか。
でも、そんなことやってると、どんどんクオリティが下がるだけだし、
ただでさえ紙媒体離れが進んでいる昨今、完全に自殺行為だと思います。
僕も、元々紙の人間だし、言葉の力をまだまだ信じたいと思っているので、
だからこそ、そういうメディアの方には、
僕みたいな、ライターを諦めた人間が絶対書けないような、
知識や批評性をもった、すごい文章を書いてもらいたいと思うんです。
それがきちんとした文章であれば、
作品に対する否定的な内容であっても、納得すると思います。
もちろん、どうしようもない文章で、ただ否定されてるだけだったら、
徹底的に戦いますけどね。
だって、ウチから出しているアーティストを守ってやれるのは、
僕だけなわけですから。
だから、これからも、嫌われるのを覚悟で、
口うるさく突っ込みをいれていこうと思っています。